ちょっと待ってちょうだいベスト10という感想。
名高いキネマ旬報社から、アニメーションのムックが出るというので期待した。
DVD「くもとちゅうりっぷ」のジャケット写真を提供したので、贈ってもらうことができた。それはありがたい。
でも、中身は?。ただ選者にまぜてもらえなかったひがみなんですが、全部ひっくるめてベスト10って現在では無理なんじゃないですか。おかだえみこさんの選評がその通りと思えます。他に切り口はあるでしょう。編集方針の問題です。
ごちゃごちゃなのは良いけれど、なんだかどこも薄い内容で、ごった煮の結果の味がなにもありません。総体として何も照射していないと思います。
これに比べると、2003年にふゅーじょん ぷろだくとが出版した「世界と日本のアニメーションベスト150」はずいぶんと良かった。同じように、僕にお呼びがなかったので出版当時たいへんクサしたものだが、ここに来て反省。
写真図版もたくさん掲載されていたし(その許可の交渉と実物の入手作業の大変さはボクは解る)、選者の多さも、そのコメントの多さも良かった。人数が多かったので、順位もそれなりに妥当な感があったのではないかな。(ボクが一人で選んだ方が良いのはもちろんだが)
そもそもアンケートの誘いがなかったと「世界と日本のアニメーションベスト150」の編集チーフY川さんには、いつも文句を言ってたたのだが、今後は反省して誉める事にしよう!
もうとっくにふゅーじょん ぷろだくとは退社しているけれど。
ということで天下のキネマ旬報が出した本が駄目で、駄目な出版社代表ふゅーじょん ぷろだくとのムックが立派だという、ヘンなことになりました。
ちゃんとした出版社が立派な本を出しているのはアニドウだけですね。
そういえば、数年前にアヌシー映画祭から頼まれて、ベストを選出したことがありましたが、「ベスト100」ですよ。アート系に偏ってもそれくらいはあるでしょう。100本は!

少なくとも長編と短編を一緒にするというところに既に無理がありますね。
これからは「わんぱく」と「ど宝」と「雪の女王」を選んでいない人の言うことは
信用しないようにします。あ、「ナーザ」も(笑)。
見方を変えると、ここまで浅薄だとツッコミどころも多くて楽しめますがね。こちらは。
まず、選者に知らない人が多いので「なんだコイツは?」から文句が始まりますな。長老的二人と他の落差がすごいね。