と、いうことで会期終了にあわてて、葉山の海のそばにある神奈川県立近代美術館 葉山分館の「話の話 ロシア・アニメーションの巨匠 ノルシュテイン&ヤールブソワ」を見に行ってきました。
70年代後半から、ささやかながらノルシュテインの紹介に関わっている身にとって、このように大きな美術館で展覧会が開催されるとはまさに隔世の感ありです。
いろいろとアニドウの歩みとも関わることも思い出され、なかなか素直に見ることのできない自分ですが、昔話でも書き出してみようかとも思いました。僕はともかくノルシュテインの作品の広報にはたくさんの方々の協力があったので、どこかにメモでも残したい気持ちです。この展覧会のカタログである書籍には我が1/24の名ものっているので、それだけでも喜んでいるのですが。
こんな立派な展示に自分が関われなかった負け惜しみにケチをつけると、「映画にもとづくエスキース」っていう説明がよくわかならなかったなあ。エスキースは「試し書き」では? 絵本化する前の試し書きの意か? 切り紙を並べた絵の「フェーズ」とはまた難しいですねえ。動画を並べたものからすると、この場合、一連の流れという意味か。見ればわかるからいいけれど、美術用語は難解であります。「動画」って描いてくれると誰でもわかるんだけどなあ。「映画にもとづくコラージュ」というのもたくさんあったが、そりゃあ、そうでしょうが一言「実際に使われた切り紙」(たぶん)という説明もほしかったですねえ。作品完成後の制作物より、フィルムになった素材が僕はとても好きなので。「外套」のスケッチも大量すぎて、疲れました。あれだけの物量をもってして表現できる展示ではありますが。
いや、そんな文句はいけません。今後の巡回展示をみなさん、ぜひ見に行きましょう。
来月中旬に高知に行くかもしれないので、7月18日からの高知県立美術館の巡回展を見たいと思っています。
