アニドウ前会長の相磯嘉雄さんから貴重な資料の寄贈がありました。
今をさること38年前の1972年に、当時紅顔の美少年だったボクは、アニドウで相磯さんに紹介されて東映動画の撮影のアルバイトをしました。それからこの業界に入って来たわけですが、相磯さんの誘いがなければどうなっていたか?まるで違った人生になったでしょう。憧れの東映動画スタジオに日参することになって、ついた作品は「ながぐつ三銃士」でした。ボクともりやすじさんの初のコラボレーションという意味で歴史的に注目されている作品ですね。とはいえ、こちらはただの撮影助手とは言え、仕事はただの(カメラマンさんへの)「セル渡し」にすぎず、当然もりさんの姿は見た事もありませんでした。バイト代はたしか1,500円/日。しかし、撮影所でのランチもつくなかなかの厚遇と思えるものでした。もりキャラのセルが次々に回って来てうれしい思いをしました。
そんな恩ある相磯さんが、力を入れて収集し(社内で!)保管していた貴重な資料ですが、倉庫がわりのアパートが取り壊しということで、このたびアニドウで預かる事となりました。ダンボールおよそ20個くらいです。
さすがに初期東映から長編のアニメーター、その後アニメーション撮影に転身してずーっと東映動画で活躍された人なので、古い国宝級のお宝がたくさんあります。
まだ,本当の整理はこれからですので、もっとすごいものがあるかもしれません。とりあえず現段階での発掘は写真のようなセルの数々。(僕の大好きな「こねこのらくがき」は特に嬉しい)
このゴールデンとやらの連休を通じてオープロのビルの外階段でボクは黙々と整理を続けます。
それにしても、いよいよ本当にミュージアムを作らないと保管・展示場所がありません!
(5/2追記、アニドレイ西川口くんから手伝いの申し出があったけれど、残念ながら働く空間がそれだけありません。そして、ちらしなどを一枚一枚見て判断するので、そうさっさとは進まないのです)

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