午後の帰京のフライトの前にあわたただしく高知県立美術館に寄りました。
「ロシア・アニメーションの巨匠ノルシュテイン&ヤールブソワ」の巡回展がはじまったばかりです。Neko氏は見ていないのと、僕は先日見た葉山の展示とどう違うのか興味があって覗くことにしたものです。
すてきな美術館で人も多くなく(!)、近在の方はぜひ行くべきです。展示は....ちょっと少なくなっているような....。
ここでは常設のシャガールも見られるのでロシア色濃厚で良いです。
去年、ハンガリーアニメーションを上映してくれた美術館でもあります。感謝の気持ちで?「ハリネズミ」のぬいぐるみを買いました。
しかし、名作のタイトルが「霧につつまれたハリネズミ」でないのはいかんです。
午前中から路面電車の撮影に出発。まず車で並走して路線の感じを見ました。はりまや橋から南国方面への長い線路の途中で、田んぼの中から撮影してひろい絵が撮れたのでいい感じです。昼食の後、世界の車両があるという桟橋通りの土佐電鉄の車庫へ見学に行きました。リスボンやノルウェーの車体など色々な国が混ざっていましたが,同行のNeko氏は小さい頃乗っていた下関の市電に感激の様子。特に専門の案内係でもない女子社員の方が業務中親切に案内してくれた隅っこのグッズ売り場で、注意書きのプレート(緊急時にはこれをひっぱれ、とかの)などを購入して大満足。(100円です)
車庫を辞して、次は後免とは反対の終点「いの」に行きました。Neko氏がタブレット交換を撮影したいと言うので。終点の伊野駅には,そばに小さな神社があって、狛犬を見たら大塚康生さんを思い出したので、電車と一緒に記念撮影。一日中、路面電車を楽しんだので、はやくも松山での講演の不出来を忘れてしまったのでありました。
昨日は外観だけだったのでいよいよ道後温泉本館内部へ。800円のコースです。浴槽わきに「原画泳ぐべからず」という木札が貼ってありました。サクっと神の湯+二階大広間でくつろいで、お茶をいただいたのだけれど、あまりにまずいので、昨日の「茶楽」へまた行って今度は抹茶ラテを飲みました。
そこへ、昨日数年ぶりに逢った松山在住のMさん(チャック・ジョーンズ自伝の訳者※未刊行)を呼びつけて、市内を案内してもらうことになりました。
といっても,彼女の勧める神社も政岡子規記念館も興味ないので、駅前で坊ちゃん列車を見たり、からくり時計を見ていただけですけど。なにしろ暑いから。
予定よりも長く松山に滞在してしまったので、やや慌て気味に2時半頃、高知に向けて出発。国道というのは名ばかりのガードレールもない細い山道を蛇行しながら4時間弱のドライブの果てに、憧れの土佐電鉄の街、高知に到着しました。
ホテルなど全く決めていなかったのですが、見出したガイドブックの地図にある名前に惹かれてHotel Ko's Styleというホテルに投宿。なかなかおしゃれなホテルな上に、なにより路面電車の駅「梅ノ辻」が近いのがけっこうでした。
全国の映画鑑賞団体の総会のような、「映画大学」の講師として招かれてやってきた松山。今回が二度目で、15年ぶりの再訪です。道後温泉はちっとも変わらないけれど、商店街はジブリグッズの店ができるなどやや近代化というものでしょうか。
朝9時から会場の愛媛大学へ行き、主催者マネキネマの石川さんに御挨拶。DVDの再生テストをしてから、ズラかって道後温泉商店街を散策。山田屋まんじゅう道後温泉店内のカフェ「茶楽」でおいしい煎茶をいただいて、くつろいだのもつかの間12時に再び会場へ。記念撮影会をこなして、昼食。うまいカツカレーをいただきました。自分の本番が3時半からなのであせっているところへ、北九州アニドウのメンバー二人がわざわざ7時間かけて車で来場。やあやあと話しているうちに、時間となってしまい、本番はボロボロでした。いやあ、まともな話しって出来ないですね。主催者の方には申し訳ない出来でした。参考VTRを8タイトル用意したのでそれでつないで形をつけたつもりになりました。
夜の交流会は、なんというか、にぎやかな集会でアニメーション全国総会を思い出しました。
さらに、ホテル前の赤ちょうちんで夜遅くまでごちそうになりました。一時的にでも著名人っぽくなるのはいいものです。(あとは講演の出来がよければねえ)

月末からはじまる「アルプスの少女ハイジ・小田部羊一の世界展」の展示打ち合わせで、小田部さんと丸善担当者Yさんが来社。作品、写真などの配置を検討する。今回はアニメフェアで功労賞を受賞したことをうたっているので、その時の記録ビデオなども流しては、ということになる。これから編集しなくては....。
打つ合わせ後にはオープロのアニメーター才田氏も一緒に、そばの名店「本むら庵」へ行き、通な夕食をいただきました。

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